そんなワカメは明日の海に沈む

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#17
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潜水服は蝶の夢を見るって映画です。一時期けっこう有名になったんで、知っている人も多い映画だと思います。
シアタで見ることができなくって、いまさらになってDVDで借りた感じなんですが、これはやっぱりシアタで見たかったです。というか、DVD欲しくなりました。


僕はこの映画を形容するにはあまりにも持ち物が足りない。完全にそう痛感しました。
すべてのシーンにおける空気が完全に計算され尽くしてます。まさに蝶の入る隙さえない感じです。そうですね、潜水服です。私が評を突き挟む隙間はもちろんありません。

斜交いに見ることができない映画は素晴らしい映画の証だと自分の中で思っています。なまなましくも創造に満ちあふれる感動が、構成がどうとか、音楽による影響がどうだとか、そういったストラクチュラルなことをさっぱり洗い流してしまいます。というかどうでもよくしてしまいます。
波打ち際で砂に描いていた海の絵を、海の波に奇麗さっぱり洗い流された感じです。悔しくもその状況に納得をせざるをえない。それは抗えないものへの畏怖に似ています。

極まった美しさや素晴らしさをもたらすものは、恐ろしい。呑まれないようにこらえるのでやっとです。それを体験することはある種の興奮であり、何ものかへの信心です。

私は未だそのような威光に近づく手段も、もちろんそれを生み出す方法も知りません。
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#15
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音符と昆布

”音符と昆布”という映画の話です。昆布・・・・が、わかめの仲間だからってのじゃないけど、ツ○ヤで妙に目についちゃったので、借りてみました。池脇千鶴サン(姉)と市川由衣サン(妹)がでてます。なかなかかわいらしいです☆
自分は一人娘だと思っていた妹のところに、突如自閉症の姉が施設を抜け出して転がり込んでくる。んで妹としてはなんかいろいろと大変でイライラするわけなんだけど、だんだんとその姉を好きに好きになってくる・・・ってまあ大筋そんなお話です。
個人的には、大変ツボな感じの映画でした。確かに自閉症を抱える人は、本人、その周囲ともに大変なんだろうなぁということも思ったわけだけど、それより、おかしくて笑ってしまう感じで、一つの映画として素敵な作品でした。ただたまにチープな目線で見ているぶぶんだとかえらくポップしあげなところもちょこちょこあって中途半端にブレた部分もあって、個人的にはもっと勢い良くというのかわりきってやってほしかったですかね。
でもとにかく、お姉さんの行動の一つ一つにおかしみとうらやみを感じてしまった。


突然だけど、僕は普通だと思います。周囲の人が僕を異常だという部分は、いまんところほぼ計算の内を出ていない感じがします。
「普通」といわれることは大嫌いです。それは自分がどう転んでも普通であることを痛いぐらい知っているから。
ただ、どう「異常」であったらいいかわからないのです。それゆえにどうしても計算づくで「普通」の上に「異常」という格好だけ塗り重ねてしまいます。それはどれだけおもしろくないことか。それは、空気をよんだ上に初めて成立するもの。ゆえにしらじらしくてたまらない。でも「異常」を演じる自分以上に好きな自分が見つからないので今はこうして暮らしているわけです。しかも普段は正常な部分を見せつけたい。ご都合主義もいいところです。

つまるところ自分の発想は平凡で、そこにはいまいち空を貫くスカッとした鋭さは存在しない。冷静な判断はそこにあるせっかくの旨味をあらいながして無味乾燥なものばかりつくり出させるわけ。はてはてここで異常とはなんのことやら。正常のアンチは異常ではない。ある意味それは正常並みに正しさを持っている。
とにかく自分が異常だと思うことをするのが異常だろう。もう適当で脈絡がなくてウケることをすればいいんじゃないか?ここでもはやなげやりな自分に気づき、自分の平凡さにまたまた気づく。ショック。


駅のホームで鍵盤ハーモニカをいきなりさっと取り出して全力で吹いてみる。

ブワ~~~~~


自分がしたいことってそんな程度。




自分よ。特異であれ。





もしも、そう願っている時点で異常だと批判してくれるなら甘んじてその言葉をうけましょう。
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